ラバムスワイ無事終演いたしました。お越しくださった方々には、内容が充実して神秘的なムードだと仰っていただけました。今回噴水の公演では中くらいの会場でしたが、衣裳点数が膨大なため楽屋を二つにわけたが良いが、衣裳のスタンバイや、入る楽屋を間違えて、汚い着付けのまま慌てふためいて舞台に出てしまうシーンが何度かありました。また会場入りしてから、気になる事が多すぎて集中力が持続できず、本番では表情が固まったまま踊っていた為に「座長いつもの覇気が無いね。」なんてお客様に心配されてしまったり・・・これは地道な下準備や体力づくりを怠った結果ですので、とても反省しております。
小さなミスやハプニングが山積してしまい、完璧とはいえない舞台だったのですが、様々な曲や振付を切り貼りした創作ダンスを15分間通して作ったのは初めての経験だったので、ワンシーン3~5分刻みの軽めの踊りを繋いだオムニバスショーを上演する事が多い
噴水キャバレエの新しい方向性がわずかですが提示できたと思います。
世界の名作全集のマッチ売りの少女や人魚姫の美しくも悲しい物語・・・昭和のデパートの屋上で行われるジャングルの昆虫展や怪獣ショー・・・夏祭りのお化け屋敷のガタゴトと動き出す手作りのお化け人形達・・・ そんな大人も子供も童心にかえって想像力を無限に羽ばたかせることができるような楽しみを提供するというコンセプトを掲げて次回作に繋げていきたいと思います。
画像は、今回の創作ダンスのシーンです。曲は前半がサンサーンスの「バッカナル」、後半が映画ジークフェルド・フォーリーズから「ライムハウスブルース」です。
拙い踊りですが動画もごらんになれます。もう自分の足のもつれ具合は見ていると情けない・・・練習あるのみ!⇒動画 創作ダンス「再び咲いた蓮の花」 ジャングルに咲く花の元で戯れる二匹の雄と雌の蝶の元に、狂信的な蜘蛛の研究家(蛾)が訪れて、虫の世界を滅ぼす巨大な大蜘蛛(鬼)の恐怖を説きます。

しかし蜘蛛を見たことの無い蝶は、大きな巣を張り蝶を捕食する蜘蛛の存在を信じず、逆に自分達と体の色が違う蛾をからかい、追い払ってしまいます。

そこへ忍び寄る黒い影、大蜘蛛が蛾の研究家の言う通りに現れて、雌の蝶を食べようとします。


雄の蝶は必死で雌を庇いますが、蜘蛛の巣に捕らえられた雌はとうとう息絶えてしまいます。

雌の蝶を助けることができなかったと、嘆き悲しむ蝶や蛾の元に、生きとし生けるもの全てに慈悲を与えるお釈迦様がジャングルの精霊と共に嵐の雲間から光り輝く姿で現れます。

お釈迦様の力によって雌の蝶は蓮の花の幻となって、再び雄の蝶の前に現れます。
愛しい蝶とのつかの間の再会・・・時の経つのを忘れ蓮の香りに包まれて踊り興じる二匹の蝶。



やがて幻はジャングルの深い霧の中に消えていきます・・・。雄の蝶は幻でも雌の蝶と再会させてくれたお釈迦様に祈りを捧げ、物語は幕となります。